2024年8月25日 「私は世の光である」大賀幸一牧師

ヨハネ福音書8:12~20 出エジプト記13:17~22

  私は世の光である、とイエス様はおっしゃいました。天の神様は、この世界を始める時、真っ先に創造されたのは光であった、と聖書は記しています。命あるものにとって光は無くてはならないものです。闇の中に命は生まれません。光の中に命は生まれ、光の中で命は育ちます。命が生れたのなら、それは闇の中ではなく、光の中に生まれたのです。ですから、命はいつも光の中にあります。光に照らされて育っています。光は、私たちだけを照らしているのではありません。光はすべてのものを照らしています。光はすべての命を照らしています。すべての命は光の中に生まれ、光を求めて成長しています。光の中に生まれた命は、自ら光を求めています。どんなに遠くに離れていても、命は光を求めています。光を欲しています。光がないと命は生きられないからです。イエス様もご自分が世の光である、と明らかにされています。イエス様は、神様が創造された最初の光とはまた異なった光、世の光です。暗闇の中に灯される光です。暗闇の中に入って来る光です。そして暗闇を照らして、私たちを光へと導いてくださるのがイエス様の世の光です。イエス様は、神様とイエス・キリストの二人が証明していることで、他には何も補足の必要のない完璧な証明であることを証しています。イエス様が、どこから来て、どこへ行くのか、とおしゃっています。それは、私たちすべての命が生れた光からやって来て、光から遠く離れている命をも含めて、すべての命を照らし、すべての命を導く光として、今も輝き続けているということです。私たちも、光の中に命を与えられました。イエス様が灯された光の中で、私たちの命は導かれています。どのように暗闇が近づこうとも、私たちには光が必要です。光の中を私たちは生きて行きます。神様とイエス様が灯してくださる光に照らされて、歩みましょう。