2024年6月9日 朝礼拝「パンを欲しがるこどもに」大賀幸一牧師

 ハバクク書2章1-4  マタイによる福音書7章7-12

 日本の出生率は過去最低を記録したとのニュースがありました。実は私もこの4月におじいちゃんになりました。長男夫婦にこどもが与えられました。長男は育児休暇を取って、子育てに励んでいるようです。教会でも若い牧師が育児休暇を取りたいと申請された場合、これを認めて行ける教会でなければなりません。人々がこどもを産みたい、育てたいと思えるような環境や制度や施設が整えれて行かねばならないでしょう。こどもたちが教会学校(CS)、こどもたちの礼拝に集うことを願っています。何故なら、こどもたちが神様から与えられたものは永遠に残るからです。幼きこどもたちに与えられた神様の霊、祈り、賛美、それらはこどもたちの成長と共に忘れられたり、遠ざかったりすることもあるでしょう。けれどもこどもたちに与えられたものは永遠に残り続けます。ですから、教会学校、こどもたちの礼拝は、いつの時代でもその働きを続けていかなければならないのです。イエス様はこうも言っています。あなたがたでも、自分のこどもたちに対して、こどもたちが欲しがるものを与えるではありませんか、とおっしゃっています。こどもたちが求めるものが、こどもたちに良いものならならば、こどもたちに良いものを与えて行きたい、それが私たちのなすことです。天の父なるあなたがたの神様は、あなたがたの求めに応えよう、与えよう、示してあげたい、開いて見せてやりたい、と考える神様なのです。そういう神様だからこそ、私たちは神様にもっと求めるべきだ、イエス様は教えてくださっています。神様は良いものを与えようと用意してくださっています。ユダヤのラビたちは、人にして欲しくないことは、人にしてはなりません、と教えていました。イエス様は、人にして欲しいと思うことは何でも人にしなさい、と教えておられます。私たちも、人にしてもらいたいことは何かを考えましょう。人にして欲しいことをして行きましょう。