申命記10：12-11：1 マルコによる福音書9：42-50
今日は旧約聖書、申命記から読みましょう。今日の申命記には、神様が私たちに求めることは何かが記されています。それは、13節、あなたが幸せになることではないか、と記されています。人間にとって幸せというのは決して一律ではありません。ですが、神様は人間の幸せを求めていることは確かなのです。神様は人間の幸せのために準備をしてくださっていることが申命記には記されています。それは神様を畏れ、神様を愛することです。人間の幸せの根本に必要なのが、神様という存在なのです。だからこそ人間が幸せを求めるなら、神様を知らなければならないのです。私たちの知る生きておられる真の神様は、人間たちが幸せであることを求めています。そのために人間たちに何が必要であるかを教えてくださいます。生命の源である神様の知恵と愛が人間に必要であることを教えます。神様は、人間が幸せになるために必要な道を教えられます。どのような道を歩むべきなのかを示してくださいます。その道を外れることがどんな苦しみをもたらすことになるかを教えてくださいます。そのために神様は私たちに定めや戒めをも与えています。ですから、神様はゲヘナ、地獄などは作りません。そこに命が捨てられ、ゴミになることを神様は求めることはありません。神様は古くからずっと社会的に弱い立場に置かれた人々、孤児や寡婦、そして寄留者を大切にし、守ることを繰り返し人間たちに教えて来ました。それは神様が求め、人間が幸せになる道であるからです。神様は、私たち人間が幸せになるために準備を整えてくださいます。その道を用意してくださっています。その道は互いに平和に過ごす道である、とされています。神様が与えてくださる命の道を歩みましょう。