創世記2:4b-9、15-25 マルコによる福音書10:1-12
神様はエデンの園にもしも食べたなら死んでしまうような大変危険なものを設けられました。これも神様と人間との関係の中から考えなければなりません。神様が創造し、すべてを整えた上でエデンを人間に任せました。エデンはあらゆる食べ物で満たされていました。ただ人間はエデンを耕し、守るという使命を与えられています。神様はさらにそれ以上を求めました。人間たちが与えられたもので満たされるだけでなく、人間たちが神様の愛と御言葉を聴いて、信じて生きることを神様と人間の間に求めたのです。人間たちはこの後、自分に相応しい助けるもの、いわゆる人生のパートナーを求めることになります。神様は人間に動物たちを創造し紹介しました。人間たちは動物たちに呼びかけ、名前を付けたとあります。人間たちが動物たちにどのように呼びかけるのかを神様は見つめています。また神様は人間にその人生を共に生きて行く相応しい助け手を創造し与えました。人間が独りで生きるのは良くないとされたからです。これは結婚のことでもありますが、人間全体が互いに助け合い、相応しい存在、共に生きるべき助け手としての人間のことでもありましょう。人間が幸福に生きるために必要だからです。神様がこれまで行って来たことは人間が幸福に生きるために全てを用意して来たのです。神様の業が必要ですが、さらに人間たちが神様に聴き従って生きること、神様を信じて生きることが、人間が幸福に生きる道ではありませんか。道を失った人間たちならば益々神様に導き助けていただかなければ、どうして幸福に生きることができるでしょう。これからも神様はすべてを私たちのために用意してくださいます。私たちが神様に聴き従い、使命を果たして行くことが、私たちの幸福の道ではないでしょうか。