歴代誌下7:15-16 エフェソの信徒への手紙3:14-21
創立116周年を迎えました。神様に感謝し、ほめたたえましょう。昨日の祈祷会で、詩編65編を読みました。贖罪日のことが書かれていました。ユダヤでは9月の末日大祭司は神殿の最も聖なる場所に入ることを許されます。贖罪日は乾季から雨期への変わり目でもあります。神様に罪を赦された人間世界に、天から恵みの雨が降り始めます。大地に豊かな実りがもたらされるのです。京都丸太町教会の創立記念日が、ちょうど同じ時に備えられたのも大切な意味があることと思います。エフェソ書は、今日私たちに、“あなたがたの心の内にキリストを住まわせ、”と求めています。キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さを理解するものとなるように、と勧めています。キリストの愛が、いかに知識や常識を遥かに超えているか、そしてキリストの愛は、点でも線でも面でもなく、あらゆるところにまで広がり、隅々にまで届いているか、包んでいるかを知って欲しいとしています。そうなるために、私たちは自分たちの心の内にキリストを住まわせなければなりません。17節には信仰によって、とあります。16節からこのことは続いています。御父、天の神様が豊かな栄光により、その霊と力で私たちの内なる人を強めてくださることで可能となる事柄なのです。これらは全て神様がなさってくださることを示しているのです。神様が必ず聖霊により、その御業を進め、恵みの雨をご用意くださっています。神様は、私たちが求めたり、思ったりすることを全て遥かに超えて適えてくださる方です。その神様に栄光を。神様を讃えましょう。キリスト・イエス様によって神様の栄光はどの時代においても示されています。そして教会においてどの時代においても神様の栄光が示されるのです。神様をほめたたえましょう。神様の栄光が京都丸太町教会によってどの時代にも輝き、世界を照らし、導いてくださいます。