マルコ10:13-16
1) こどものように神の国を受け入れる人
祈祷会で、ダビデさんのお話を聞いています。ダビデさんが素晴らしい点は何でしょう。ゴリアトを倒した、戦いが上手だった。それではありません。逆にそのことは神様に叱られています。それはダビデさんは神様に対していつも素直であったということです。神様の国に入る人のお話があります。ここでイエス様は、「こどものように神の国を受け入れる人でなければ、そこに入ることはできません」とおっしゃっています。ちょっと分から分かりにくいお話です。簡単にすると実はこうなります。「こどもたちを受け入れるようにして神の国を受け入れる人でなければ」大事なのはこどもたちを受け入れる、ということなのです。こどもたちという、まだ小さいですが、大切な存在を受け入れるように、神の国を受け入れなさい、そうすれば神の国に入れるというのです。
2)こどもたちを来させなさい
今日は、絵話「まいごのチビちゃん」のお話を聞いてください。あるところに沢山の動物が一緒に住んでいました。中にはとてもやんちゃな子猫チビちゃんがいました。あちこちうろうろしていました。お世話をするジョーさんとジローさんが、みんなちゃんといるか心配になって、皆なの数を数えました。「95、96、97、あれ―3人いない」。するとごそごそと、羊さんが出て来ました。犬さんも出て来ました。でも子猫のチビちゃんがいないようです。それでジョーさんたちは一生懸命さがしました。チビちゃんがいそうなところに来ました。でもそこにいたのはうさぎさんでした。ジョーさんは、心配になって、ジローさんに後を任せてチビちゃんを探しに行きました。大きな山が見えます。山を登ってチビちゃんがいないか捜しました。刺が痛い藪に出て来ました。そこにいたのは蛇さんでした。そして刺刺の中に小さな小鳥が逃げられなくなっていました。ジョーさんは怪我をしながら小鳥さんを助けて、自由にしてあげました。更に行くと深い深い崖と谷がありました。こんなところに落ちていなければと思いましたが、なんとなく谷底からチビちゃんの声が聞こえるようです。ジョーさんは恐ろしい崖を降りて、谷底に行って見ることにしました。するとやっぱりチビちゃんがいました。チビちゃんは無事にみんなのところに帰ることが出来ました。ジョーさんがチビちゃんを捜してくれたように、天の神様はいつもみんなの事を捜しています。大事に大事に捜して、皆が無事であることを喜んでくれます。私たちも神様を信じましょう。